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理事長

山川達也 / 医療法人みそら

ご挨拶

理事長紹介

医療法人みそらグループの採用サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは「利他の精神を胸に慈愛・安心・希望の医療を届け続ける」という理念のもと、患者様の生活に寄り添う在宅医療の実現に取り組んでいます。当グループの特徴は、職種や立場を超えて一人ひとりが主役となれる環境です。スタッフ全員が自由に意見を交わし、患者様のために何ができるかを常に考え、行動する。そんな組織文化が根付いています。

現在、私たちは大きな変革期を迎えています。より多くの方々に質の高い在宅医療を届けるため、新たな挑戦を続けています。この成長の過程に、皆様の力を貸していただけませんか。共に患者様の笑顔のために、理想の在宅医療を作り上げていきましょう。

略歴

  • 1988年 大阪府箕面市生まれ
  • 2013年 箕面市立病院 初期研修2年
  • 2015年 倉敷中央病院 外科・消化器外科
  • 2019年 島根県立中央病院 外科・消化器外科
  • 2021年 静岡市立静岡病院 外科・消化器外科
  • 2022年7月 やまかわ訪問クリニック 開業
  • 2024年3月 医療法人化により「医療法人みそらグループ」に改名
  • 2024年3月 医療法人みそらグループ 理事長就任
  • 2024年9月 やまかわ訪問クリニックを「みそら訪問クリニック」院名変更

資格

  • 外科専門医
  • 緩和ケア研修

理事長インタビュー

患者様お一人おひとりのニーズに応え、スピーディに進化を続ける組織

患者様お一人おひとりのニーズに応え
スピーディに進化を続ける組織

みそらグループの設立のきっかけは?

きっかけは母の介護でした。当時、私は倉敷中央病院で消化器外科医として勤務していましたが、母の介護の問題に直面しました。

その際、母が施設に入居し、訪問診療・訪問看護、訪問介護を受ける立場となったことで、在宅医療の存在を知りました。その後、2021年の秋、静岡で食道外科医として働いていた時に、緩和ケアを必要とする患者様が十分なケアを受けられていない現状を目の当たりにし、在宅医療の道を選びました。

「やまかわ訪問クリニック(現 みそら訪問クリニック)」を開業した当初は手探り状態でしたが、患者様や地域の事業者様に支えられ、必要とされるサービスを一つひとつ学ばせていただきました。

現在のスタッフ構成を教えてください

現在、グループ全体で約50名のスタッフが在籍しています。医師は常勤5名、非常勤を含めると11名体制です。看護師はクリニックと訪問看護を合わせて12名程度、そしてリハビリスタッフが5名、ケアマネージャーが2名、さらに事務スタッフやバックオフィススタッフが在籍しています。

この1年で急速に成長を遂げ、体制も日々進化を続けています。多職種が協力し合い、それぞれの専門性を活かしながら、患者様へのより良いサービス提供を目指しています。

なぜそれほどのスピードで成長を?

「横ばいは衰退である」という考えのもと、常に前進し続けることを重視しているからです。特に在宅医療の現場では、ご高齢の患者様が多く、必要なサービスを迅速に提供することが求められます。

私たちは“Change Or Die(変化なくして生存なし)”という言葉をモットーに、日々改善を続ける組織でありたいと考えています。患者様のニーズに応えるために必要なことは、スピーディに実行に移す。その姿勢が、結果として組織の急速な成長につながっているのだと思います。

患者様お一人おひとりの人生に寄り添い、永続的な医療サービスを届け続ける

患者様お一人おひとりの人生に寄り添い
永続的な医療サービスを届け続ける

みそらグループが目指す在宅医療とは?

在宅医療は、単に外来診察をご自宅で行うものではありません。患者様が障害や疾病の有無に関わらず、住み慣れた環境で過ごせるよう支援することが本質です。そのため私たちは、患者様の全身状態はもちろん、ご家族との関係性や生活環境まで俯瞰的に見て、多職種と連携しながらサポートを行っています。

特に大切にしているのは「一期一会」の精神です。様々な背景を持つ患者様との出会いを大切にし、その一つひとつのケースに真摯に向き合うことで、現在のみそらグループの形が作られてきました。地域の患者様やご家族、そして医療機関の皆様に育てていただいた組織だと実感しています。

グループの理念についてお聞かせください

私たちの理念は「利他の精神を胸に慈愛・安心・希望の医療を届け続ける」です。ここで重要なのが「届け続ける」という点です。永続的に質の高いサービスを提供し続けるためには、スタッフ一人ひとりが幸せでなければならないと考えています。

そのため当グループでは、特定の個人に負担が集中しないよう、組織全体でカバーし合える体制を整えています。24時間365日のサービス提供は必要ですが、それを個人の負担に頼るのではなく、チーム全体でカバーし合える体制を整えています。

オン・オフをしっかり分けることで、スタッフ一人ひとりが充実した生活を送れる環境を大切にしています。

職場の雰囲気にはどのような特徴が?

当グループの特徴は、医師、看護師、リハビリスタッフ、事務職といった職種間のヒエラルキーが一切ないことです。すべてのスタッフが分け隔てなく、フラットな関係で仕事ができる環境を大切にしています。

実際の職場は非常に明るく、和気あいあいとした雰囲気です。人間関係のストレスが極めて少なく、スタッフ同士が活発にディスカッションを行っています。私自身、理事長という立場でも、スタッフから気さくにイジられることもあるほどで(笑)、打ち解けた関係が築けています。このような自由闊達な雰囲気が、より良い医療サービスの提供につながっているのです。

患者様のために一丸となって働いてくれるスタッフに恵まれ、日々成長を続けられる組織になっています。

自立自走できる人材を育て、共に成長できる組織を目指して

自立自走できる人材を育て
共に成長できる組織を目指して

スタッフの育成についてどのような取り組みを?

入職の際には、新しいスタッフへ当グループの理念や方向性について直接私がプレゼンテーションを行っています。また月1回の「みそら塾」では、各マネージャーが現在の取り組みについて発表を行い、組織全体で学び合う機会を設けています。

さらに年に1~2回開催する「ビジョンミーティング」では、グループの理念と存在意義を全員で確認し合います。時代とともに変化すべきものは柔軟に変えていきますが、理念と行動指針は決して変えない。この姿勢を大切にしています。

どのような人材を求めていますか?

マネージャー層には、PDCAを実践でき、理念の語り部となれる人材を求めています。また「自責」の意識を持ち、問題解決に向けて主体的に動ける方を歓迎します。

一般職員については、目の前の方々が喜んでくれた時に、自分も喜びを感じられる方を求めています。当グループでは「自立自走」できる人材を育てたいと考えています。経験の有無に関わらず、自分で考え、行動できる方であれば、きっと大きく成長できるはずです。

みそらグループで働く魅力は?

当グループの特徴は、「みんなの組織」という考え方に表れていると思っています。特定の個人が突出するのではなく、一人ひとりが組織の重要なファクターとなって共に成長していく。マネージャーから一般職員まで、すべてのスタッフが自主的に考えて、行動できる環境があります。そして、その先に自然と個々人が輝いていけると信じています。

一期一会の精神で、妥協なき医療サービスを提供

一期一会の精神で
妥協なき医療サービスを提供

在宅医療に対するお考えをお聞かせください

私たちは「人として当たり前のことを当たり前にし続ける」ことを大切にしています。医師だから、看護師だからといった職種の枠にとらわれず、必要な時には誰もが患者様のために行動する。そうした姿勢で患者様に寄り添い続けることで、自然とご家族の一員のように接していただけるようになるはずです。

みそらグループを突き動かす原動力は?

それは“患者様のため”という一点に尽きます。独居で寂しく過ごされている方、ご家族に大切にされている方、30代や10代の末期がんの方、精神疾患で外出が困難な方など、様々な患者様との出会いがあります。

一期一会の精神で、一つひとつの出会いを大切にし、決して妥協することなく最善のケアを提供する。その積み重ねが、今日のみそらグループを作り上げています。

今後のみそらグループの展望は?

当グループは今、ようやくスタート地点に立った段階です。今後は分院展開や介護事業の拡大を進め、地域No.1、大阪No.1を目指していきます。また、在宅医療の啓蒙活動や学会活動にも力を入れ、社会全体の医療の質の向上にも貢献していきたいと考えています。

常に前進し続ける組織であることで、スタッフ全員が「この組織で働いていて良かった」と誇りを持てる職場を作っていきます。私自身、以前勤務していた病院での経験を今でも誇りに思っているように、みそらグループで過ごした時間を「夢のような時間だった」と思っていただけるような組織を目指しています。

変化を恐れず、挑戦し続ける。あなたの可能性を広げられる職場です

変化を恐れず、挑戦し続ける
あなたの可能性を広げられる職場です

最後に、求職者の方へメッセージをお願いします

みそらグループは、“Change Or Die(変化なくして生存なし)”を実践する組織です。横ばいは衰退だと考え、常に変化と進化を続けています。そのため、組織の成長とともに自分自身も成長できる環境が整っています。

私たちは「みんなの組織」という考えのもと、一人ひとりが主役となれる場所を目指しています。経験の有無に関わらず、理念に共感し、共に成長していける方との出会いを心待ちにしております。ぜひ一度、私たちの職場へ見学にいらしてください。

理事長に聞く一問一答

プライベートについて

ニックネームは何ですか?

「山ちゃん」「達ちゃん」と呼ばれています。

好きな食べ物は何ですか?

焼肉が大好きです。スタッフと一緒に焼肉に行くことがあり、その時はたらふく食べます(笑)。

休日はどのように過ごされますか?

自作パソコンが趣味なので、休日はそれを楽しんでいます。職場にも自作パソコンが4台ほどあります。サクサク動くパソコンが好きなのです。

ストレス発散方法は?

美味しいものを食べることですね。特に焼肉は最高のストレス解消になります。

お酒は飲まれますか?

まったく飲みません。お酒を飲むと1日が終わってしまうので、もったいないと思うのです。でも、お酒がなくてもコミュニケーションは十分取れますよ。

最近感動したことは何ですか?

以前指導した研修医から「先生に感謝しています」という言葉をもらいました。その後輩が賞を取るほどの成果を上げ、それを報告に来てくれたことに深く感動しました。

趣味・好きなものについて

普段どんな本を読まれますか?

読書よりもAudibleを聴くことが多いです。組織運営や歴史解説のネットラジオをよく聴いています。

歴史に興味を持ったきっかけは?

創業してからですね。国づくりと会社づくりには共通点があると気づき、そこから歴史から学ぶことが多くなりました。

好きなスポーツはありますか?

サッカー観戦が好きです。ワールドカップなどの試合をよく見ています。

お気に入りのブランドはありますか?

特にこだわりはありません。着やすい服をいくつか持っていて、それをローテーションしています。ただ、清潔感は大切にしています。

最近の印象的な買い物は?

長年iPhoneを使い続け、それが最良だと思い込んでいましたが、思い切ってGoogle Pixel 9に機種変更してみました。実際に使ってみると、予想以上に使いやすく、むしろiPhoneよりも便利だと感じています。

当たり前だと思っていたものを見直してみると、新しい発見があるものですね。変化を恐れずチャレンジすることの大切さを実感した出来事でした。

夢・理想について

プライベートで叶えたい夢は?

アイスランドのブルーラグーンに行ってみたいです。とても大きな温泉なので、一度は入ってみたいです。普段は出不精なのですが、ここだけは特別ですね。

もしも願いが叶うとしたら?

当グループが日本一の組織になることです。それしか考えられません。

過去と未来、どちらに行きたいですか?

過去に戻って、両親の負担を減らしてあげたいです。今の知識を持って小学生時代からやり直せたら、きっと両親を楽にしてあげられたはずです。

前世でどんな人物(または生き物)だったと思いますか?

間違いなく医師だったと思います。医療は私にとって本当に天職なんです。

明日が地球最後の日だったら?

いつも通り職場に来て、最後はみんなで美味しいものを食べたいですね。

宝くじで100万円当たったら?

スタッフ全員で美味しい食事に行きます。みんなで喜びを分かち合いたいですね。

違う人生を歩むとしたら?

まったく違う国の人間として生まれ変わり、新しい価値観で生きてみたいです。アメリカでもインドでも、どこでも構いません。

子供・学生時代について

小学生の頃の夢は何でしたか?

幼稚園の頃はたこ焼き屋さんに憧れていました。たこ焼きをひっくり返す姿がかっこよく見えたんです(笑)。小学生になってからは医師になりたいと思うようになりました。

子供時代の思い出は?

4人兄弟で、両親を含めた6人家族でした。みんなで食事に行ったり、出前のピザを頼んだりした家族との時間が、今でも心に残っています。

子供時代の自分に伝えたいことは?

「夜更かしをするな」「夢を持て」「目標を持て」と伝えたいですね。目標の立て方と、その目標に向かって頑張る方法を教えてあげたいと思います。

学生時代に打ち込んでいたことは?

図書館で勉強することが好きでした。特に化学と物理が得意でしたね。

苦手な科目はありましたか?

数学と国語が苦手でした。特に古典と漢文は好きになれませんでした。

人生について

人生の分岐点だったと思う瞬間は?

大学2年生の時、大きな挫折を経験したのですが、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』という本に出会ったのが分岐点だったと思います。

自分の目標の叶え方について書かれたこの本から、明確な目標を立てて全力で取り組むことの大切さを学び、それが今の自分を作る大きな転機となりました。

座右の銘を教えてください

「実るほど首を垂れる稲穂かな」です。成功すればするほど、謙虚さを忘れてはいけないという思いを大切にしています。

ご自身の強みと弱みを教えてください

強みは、医師という肩書きにとらわれないフラットな姿勢です。それが様々なことを吸収しやすい土台になっています。弱みは細かい管理が苦手なところ。素晴らしいスタッフに支えられ、補っていただいています。

スタッフについて

理事長にとっての宝物は?

スタッフです。職場に帰ってきて、みんなが活き活きと働いている姿を見るのが何よりの幸せです。

人材育成で大切にしていることは?

山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ」という言葉を大切にしています。スタッフの自主性を重んじ、見守る姿勢を心がけています。

スタッフに期待することは?

自立自走できる人材になってほしいと願っています。自分で考え、行動できる人が増えることで、組織はより強くなります。当グループの風土に触れることで、そういった力が育っていくと信じています。

スタッフの成長で嬉しかったことは?

慎重な性格だったスタッフが、積極的にチャレンジできる人に成長していく姿を見られたことです。環境が人を変え、成長させていく様子を実感できた瞬間でした。

理事長として心がけていることは?

特別な存在として尊敬されることは望んでいません。むしろ、スタッフが気軽に相談できる、親しみやすい存在でありたいと思っています。

未来・仕事について

みそらグループの強みは?

理念と組織力です。「患者様のために」という思いを持ち続け、それを実現できる組織力を持っていることは、私たちの大きな強みだと考えています。今後も成長を続け、より多くの方々に貢献できる組織を目指します。

患者様からの言葉で、印象に残っているものは?

「やまかわ訪問クリニック」から「みそら訪問クリニック」への転換期、「みそらグループに頼んで良かった」という患者様の言葉に深い感動を覚えました。この言葉は、クリニックが「個人」から「みんなの組織」へと進化できた証でした。

また患者様からではありませんが、落ち込むことがある中で、スタッフから「うちのグループには良い未来しかない」という励ましの言葉をもらい、改めて共に歩む仲間の大切さを実感しました。

理想とする職場の姿は?

スタッフにとって「夢のような時間だった」と思い出してもらえるような職場にしたいです。私自身、以前の病院勤務をそう感じているように、みそらグループでの経験が、かけがえのない財産となるような場所を作っていきます。

みそらグループの展望は?

スタッフ一人ひとりが「この組織にいて良かった」と誇りを持てる職場を目指しています。そのために常に前進し続け、組織の成長とともに個人も成長を実感できる環境を作っていきます。

3年後、5年後の展望は?

3年後には分院展開を進め、組織をさらに大きくしていきたいと考えています。5年後、10年後は在宅医療の啓蒙活動や学会活動にも力を入れ、より多くの方々に在宅医療の可能性を伝えていきたいと思います。

理事長としての理想像は?

あえて組織の中では、目立たない存在でありたいと考えています。私以外のスタッフ一人ひとりが主役となり、活躍できる組織を作っていきたいですね。